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Searching for my soul


by majipenda

アメリカ人口 3億人

10月17日にアメリカ国勢調査局によるアメリカの人口が3億人に突破したというニュースが流れたばかり。

世界でもっとも多い人口は中国の13億人、そしてインドの11億人。その次にアメリカが並ぶ。

アメリカの人口は1915年に1億人に達し、1967(52年後)には2億人を超えた。さらに39年後の2006年には3億人に。先進国の中でアメリカが唯一人口急増している国であり、人口急増のペースは速まっていてる。

人口3億人突破の立役者は、ヒスパニック(中南米系)の移民の流入だと言われいている。(違法も含む) 2040年には、人口が4億人に達する見込みと言われているが、アメリカ人口全体の23%=アメリカ人の4人に1人にあたる1億人近くがヒスパニック系になるらしい。逆に、今はまだマジョリティーの白人の人口は2050年あたりには、全体の5割を切るとみられている。

NYに住んでいても、ヒスパニックの勢いは感じらる。レストランなどに行けば必ずヒスパニック系のせっせと働いている人を見かけないことはないし、ランドリーに行ったら絶対にスパニッシュTV番組が流れているし、街角でもスペイン語はよく聞こえる。

それだけでなく、英語が分からずスペイン語しか分からない人もいたるところで見るけれど、そういう時はアメリカ生まれのヒスパニック系の若者が通訳したりしているから、何とかなる。なんといっても、説明書のほとんどは英語とスペイン語が書かれている。これだったら、英語が話せなくて生活できるな~と思うことが多い。

両親がNYに遊びに来た際でも、このことをすぐ気がついていたのだから、ヒスパニック・パワーは見て分かるほどなのだ。

ヒスパニック移民の流入はもちろん、彼らの子供を生む率の多さもあるのではないかと思う。
人種のステレオタイプ的なことを書いて作りたくないけれど、とても若いヒスパニック系の女の子たちがベビーカーを引いている姿はよく見ます。さらに、夜12時の地下鉄でも3組ぐらいのママ&ベイビー友で連なっていることもよく見かけるし。子供がどんどん生まれているって感じがしてならない。

レゲトンもヒスパニック系の中では絶大な人気を得ているし。(ヒスパニックの人口の多さ=リスナーの多さ=購買力につながっていると思う)

いつかアメリカの公用語が英語とスペイン語になる日はそう遠くないかも。
by majipenda | 2006-10-25 02:27 | NY/BKLYN Daily Life