人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Searching for my soul


by majipenda

ハイレセラシエⅠ戴冠 75周年

ハイレセラシエⅠ戴冠 75周年_e0048909_17212884.jpg1930年11月2日、エチオピアの最後の皇帝・アフリカ開放指導者としてソロモン王とシバ女王の血を引くと言われるHaile Selassie(ハイレーセラシエⅠ:1892-1975)が即位してから、今年で75年目。NYやブルックリンでレゲエのイベントがありました。そこでハイレーセラシエについて簡単に説明します。



ハイレセラシエⅠ戴冠 75周年_e0048909_17215382.jpg
ハイレーセラシエⅠとは、三位一体の力を意味します。また、王の王、神の神、ユダ氏族の獅子王とも呼ばれています。レゲエ関係のもので、よくライオンの絵が描かれているのがあると思いますが、これはハイレーセラシエの王の王を象徴しています。

ハイレーセラシエが皇帝に即位する前は、ラス・タファライ・マコーネンという敬称で呼ばれていた。というのも、彼の名前はタファリ・マコーネン。それにラスという頭、首領と言う意味の称号をつけて、ラス・タファリ・マコーネンになりました。

ハイレセラシエⅠ戴冠 75周年_e0048909_17262938.gifハイレーセラシエが即位する前の1920年、アフリカ帰還運動指導者のマーカス・ガーベイが、「黒人の王が即位する時のアフリカを見なさい。彼こそ救世主となるであろう」と語った。その後1930年にマーカス・ガーベイの予言通りになり、ハイレーセラシエは生き神とされた。その時からジャマイカではラスタファライズムと呼ばれる文化的思想や生活様式が顕著に現れ始めたのでした。そしてその思想がラスタファリ信仰の始まりとなったのです。

そのラスタファライ信仰をこの世に一躍広めたのがボブ・マーリーとなります。
by majipenda | 2005-11-05 17:28 | Culture